妄草の想原

妄想、連想、感想、そして愛想

【読書】 「スターティング・オーヴァー」を読んでみた

今回の読書コーナーも元々は別のブログで書いてたんだけど、あっちの方は消したので、元々書いてあった方のブログを見かけても知らないフリして頂くと良いなって思ってる。
今回は、この本を読んでみた。

 

 

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「スターティング・オーヴァー」
三秋縋・著

ネットで公開されてた小説が書籍になった本。

20歳の主人公がある日10歳の誕生日(クリスマス)から人生をやり直す、いわゆる「リプレイ」もの。
よくある「リプレイ」ものは「冴えない人生を送った男が、若い頃に戻り人生をやり直す。
前の人生の記憶を頼りに成功する」パターンが多い気がするけど、この小説は全くの逆ですね。

あらすじは、こんな感じ。


何一つ後悔のない最高の人生を送っていた主人公が、10歳に戻り、人生をやり直す。
今まで後悔のないように生きてきたのだから、前の人生を辿るように生きていこうとするが、どこかで歯車が狂い、前の人生で幸せに過ごしてきたツケを支払うかのように、真逆の落ちぶれた辛い人生を送ってしまう。
18歳、大学生になったある日、前の人生の自分の「代役」を出会う。
自分の「前の人生」を忠実に再現した「代役」を見て、主人公はとある行動に出る。

普通に面白くて、一気に読んでしまったわ。

タイトルはジョン・レノンの曲名からみたいだね。

洋楽の分からない俺でも、レノンの曲は好きなんだな。


「リプレイ」ものとして、展開的に真逆な発想がありそうで無かったと言うか、まぁ、俺が知らないだけと言うのもあるけど、なんか、すげぇ面白かった。

前の人生の幸福だった日々、それを知るから、余計に辛い「二周目の人生」。
中学の時に「前の人生の恋人」だった女の子に振られ、数年後に大学に入り、彼女の恋人として現れた「代役」。
その「代役」が「前の人生の自分」と重なり、今の自分が惨めになる。

俺なら発狂するわな。
まぁ、後悔だらけの俺が言うのもなんだがなwww

こーゆー「リプレイ」ものを見ると、実際、自分が「リプレイ人生」に遭遇する事になっても、前の記憶を頼りに要領よく行動して成功したりする事はないだろうな。
どちらかと言うと、あんま変わらないんじゃねって思うわ。
これ以上落ちぶれたりしないからな。
ギリギリなんとか生きてるって感じだしな。

とりあえず、「リプレイ」ものとか言ってみたけど、「リプレイ」自体は読んだ事無かったりします。