読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

妄草の想原

妄想、連想、感想、そして愛想

【読書】 「コクーン・ワールド~黄昏に踊る冒険者~」新装版を読んでみた

今回の読書コーナーは、昔好きだったライトノベルです。

正確には、その新装版ってところかしら。

もちろん、昔書いた記事より抜粋してます。

 

 

f:id:mousousou:20170418031905j:plain

 


コクーン・ワールド~黄昏に踊る冒険者~」(新装版)
友野詳著。

23年振りの新装版ですって。
ジャンル的に言うなら「ロードス島戦記」と同じような、TRPGリプレイから文章を引き起こした、「RPG小説」と言うアレ。

 

しかし、20年以上も前の作品で新装版が出るのは・・・好きな作品だけど、1990年代ライトノベルには色々とアニメ化、メディアミックス化されてるようなメジャー作品が沢山あるのに、正直マイナーな作品である「コクーン・ワールド」に新装版が出たのが謎だよなぁって、すげぇ嬉しいけど。

未だにこの作品で語れる人と会った事ないけど、リアルでも、ネットでも(ボソッ)


昔は暇さえあれば読んでたと言っても過言ではないくらいにめっちゃ読んでた、愛着ある「ファイブリア」シリーズの第1部「コクーン・ワールド」の1作目「黄昏に踊る冒険者」
新装版だと、「コクーン・ワールド」の方がメインタイトルっぽいね。
前の奴だと「黄昏に踊る冒険者」がメインっぽかったのにね。
この作品は、一言で言うと、「コメディ調の強いファンタジー小説」。


あらすじはこんな感じ。

森妖精の半妖精(ハーフエルフ的な者)のワガママ真音魔術師「タリア」、通称「姫」、可愛い
戦神の神官騎士で、真面目過ぎて不器用な性格の「イシュカ」、自称「姫の従者」
精霊使いにして、正義の熱血戦士の「ソアラ」、一番の若輩者
無口な美形剣士だが、夜はアレな「スランバード」、通称「スラン」
博識な演芸団上がりの盗賊ではあるが(比較的)常識人の「ウィブ」、童顔
陽気で踊れれば幸せな草原妖精(ホビット的な者)の「ピコ」、歌が下手な吟遊詩人?

そんな彼らがある依頼を受け、そこで遭遇した謎の妖精に広大な地下世界「クリュオ」に引きずり込まれてしまう。
そこは、古代の魔法王国時代、魔法万能の時代に神の存在が軽視され、それにより神官達が追われ、迫害の末に偶然見つけた地下世界。
魔法王国が無くなった時に、地上への道は埋められ、長い間孤立、隔絶された生活を送っていくうちに、地上とは違う、歪んだ信仰になってしまう。
そんな、陽の当たらない、黄昏のような世界で、この世界から抜け出す為に珍道中が始まる。

何だかんだ言って、まぁ、テンポの良い、読んでて笑えるような作品です。


この本で一番好きな場面と言えば・・・。
「ハイコボルトみたいだね。」
「なに? ホブコボルト?」
「略して、ホボルトだわさ!!」
「なにぃ!!ホボルトめ、覚悟しろ!!」
ここで、ナレーション(?)の「ハイコボルトだってば!!」のツッコミが入るwww
この部分は何回読んでも笑ってします。

後は、巻末に収録されてる短編「白昼に絡む冒険者(前編)」。
これは、6人が出会う時のエピソード。
これは、これで面白い。
ちなみにイシュカって女性名だったと、ここで知るwww

 

この物語はまだまだ続くんだけど、新装版が出てるのは1部である「コクーン・ワールド」シリーズ3冊だけなんだよねぇ。

続編の「ティルト・ワールド」の新装版が出ることを待ち続けています。